日本へ海外送金をするための基礎知識

日本へ海外送金をするための基礎知識

海外送金をする際には申込用紙に様々な項目を記入したり、手数料が発生したりと初めての方には戸惑うことばかりです。特に海外から日本へ送金する場合には、現地の銀行から手続きをしなければならないのでより一層複雑です。海外送金の基本的な知識を知っておきましょう。

海外送金の際にかかる手数料の種類

海外送金の際に発生する手数料はとても複雑です。日本へ送金する際に慌てないように、どのような手数料がかかるかを知っておくと良いでしょう。海外送金をする場合、送る銀行と受取る銀行の両方に手数料が発生します。送金する銀行で発生する手数料は送金手数料といいます。一方、受取りをする銀行側に発生する手数料は受取手数料、もしくはリフティングチャージと呼ばれています。受取手数料が無料の日本の銀行もいくつかありますが、ほとんどの銀行ではこの手数料が発生します。そして、コルレスチャージという中継銀行手数料がかかる場合もあります。他のグローバル展開している銀行を中継して日本へ送金する場合に発生する手数料です。

申込用紙の記入は慎重に行いましょう

日本へ送金をする際には銀行で指定の申込用紙を記入しなければなりません。日本の口座間で送金をする場合は、相手口座の名義や銀行支店名、口座番号等を指定するだけで手続きができますが、海外から日本へ送るとなると非常に多くの項目を埋めなければなりません。しかも、海外から送金する場合は全て現地の言葉で書かれています。海外送金をする際にしか使用しないような専門用語もありますので、事前に調べておきましょう。記入ミスがあると送金できないにも関わらず、手数料は発生してしまいます。店頭でいきなり記入するのが不安という場合は、何枚か申込用紙をもらって家でゆっくり記入しておくと良いでしょう。

送金には日数がかかるので早めの手続きを

海外送金には日数がかかります。相手が受け取るまでに何日程度かかるかというのは、どの国から送金するかにもよって違うので銀行の店頭でだいたいの目安を確認しておくと良いでしょう。送金する側の銀行だけでなく、中継銀行、受取銀行の処理も挟まなければならないので、ある程度日数がかかることを踏まえて早めに送金手続きをしておくと安心です。急ぎの資金の場合は、少しでも日数を短縮するために中継銀行となっている銀行から日本へ送金するのも一つの手です。申込用紙への記入ミスがないかも銀行窓口で直接チェックしてもらうようにしましょう。

まとめ

日本へ海外送金する際には、現地の銀行で申込をして送金手続きをする必要があります。全て現地の言葉でやりとりをしなければならないので、専門用語や手数料の種類などの基本的なことはあらかじめ調べておくと良いでしょう。

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