送金された金額を受け取る際には必ず本人確認が行われる
海外に住んでいるお子様に対して生活費を送りたい、そんな方の多くのは、気軽に利用することが出来る海外送金を利用することになります。そこで今回は、そんな海外送金で送られてきたお金を現地で受取る方法に関して記載します。
まずは電話にて送金されたことの連絡がある
日本に住んでいる両親から現地の銀行口座に向けて海外送金が行われた場合、すぐにお金が口座に振り込まれるわけではありません。というのも、現地の銀行では本人確認を行う必要があるからです。そのため、まず現地の口座宛に振り込みがあった場合は電話にて振り込みがあったことの連絡があります。その連絡を受けた後、現地の銀行に出向いて手続きを行うことになります。手続きの際に必要になる物に関しては銀行によって若干異なりますが、基本的にはパスポートなどの身分証明書と通帳が必要となります。そのため、この2点を持って銀行に行きましょう。
銀行に出向いた後の流れに関して
銀行に出向いた後は、どのような流れで現金を受け取ることになるのでしょうか。パスポートなどの身分証明書と通帳を持ち、銀行に行った後は実際に現金を受け取ることになります。ただ、送られてきた現金は日本円です。そのため、日本円を現地通貨に換える必要があります。現金を受取る際、その場で外貨両替を行うかどうかを決めることになります。もしその日のレートが悪ければ、一旦外貨預金の口座に日本円を預け、後日レートが良い時に現地通貨に両替をすることも可能です。そのため、その日のレートを見て外貨両替をするかどうか決めると良いです。
後日外貨両替をする場合はどうなるのか
後日外貨両替を行う場合はどのような流れになるのでしょうか。後日外貨両替を行う場合は、外貨両替をしたいと考えたその日に、再びパスポートと通帳を持って銀行に向かいます。その際、外貨預金用の口座に入っている日本円を現地通貨に換えたい旨を伝えることで手続きが進められます。金額があまりにも多い場合は、その場で現金を受取るのではなく、外貨両替した金額を現地の口座に振り込むように依頼するのも一つの方法です。このような流れで、海外送金で送られてきたお金を現地通貨で受取ることが出来ます。手続きをする際には必ず本人確認が必要なので注意しましょう。
まとめ
海外で生活しているお子様に対して生活費を送りたい、そう考えた際便利で簡単なのが海外送金です。そんな海外送金を利用してお金を現地で受取る際はパスポートなどを利用して本人確認が必要となるので注意しましょう。
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