海外送金を行う際に掛かる手数料の種類
海外送金は外国に住んでいる家族に対してお金を送るという場合などに利用されるサービスです。外国に送金する際に手数料が掛かるとされていますが、複数の種類が存在することから、きちんと理解しておく必要があります。
銀行などに払う送金手数料に関する概要
海外送金を行った場合に支払わなければならない手数料の種類の一つに、送金手数料があります。これは送金するために利用した銀行などに支払うことになっていて、手数料の金額は機関ごとに異なるとされています。数百円程度で済むところもあれば数千円の手数料を支払わないといけないとするところもあるので気を付けることが重要です。簡単に比べることができるので、送金手数料の金額で判断する傾向があると言われています。しかし別の種類の手数料も存在するので、それぞれの手数料を足して求めたトータルの金額で比べるよう心掛けます。
受取手数料と為替手数料に関する事柄
送られたお金を受け取る際に支払うべき手数料が存在していて、これは受け取る人が支払うのが原則だとされています。従って、受け取り側の金額が送った時の金額より少なくなるというケースが発生します。しかし、お金を送った側に支払わせることができる場合もあり、特定の金額通りに送りたいという場合に便利です。送った側の国の通貨とお金を受け取る側の国の通貨が違っていると、両替する必要が出てきます。その際に支払わなければならないとされるのが為替手数料であり、為替マージンが関わってきます。ちなみに複数の種類を合計することで、支払うべき全体の手数料が分かりますが、為替手数料は大きなウェイトを占めることがあると言われています。
中継銀行手数料が掛かることもある
送った側の機関とお金を受け取る際に利用した銀行との間に契約が結ばれていないと、契約を結んでいる銀行を経由してお金が送られることになります。そのケースが生じた場合に、経由した銀行に対して支払うことになるのが中継銀行手数料です。外国の銀行に送金する際、その銀行が送る側の銀行と契約を締結していなければ送金することができないとされています。その場合、契約を結んでいる別の銀行を経由することになりますが、この種類の手数料のために負担すべき金額が大きくなる場合があります。また中継銀行手数料は受け取り側が支払うのが一般的だと言われています。
まとめ
外国にお金を送る場合に便利だと言えますが、海外送金のサービスを利用する際に掛かる手数料は安くないとされています。そのことから、手数料における負担を少しでも軽くするために、テクニックを理解しておく必要があると考えられます。
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